主な活動

リウマチ性疾患とは

古代より、関節や筋肉などの運動器に痛みや腫れを生じる疾患が知られていましたが、中世になってこうした病気をリウマチ(rheumatism)と呼ぶようになりました。その後、いろいろな病気の研究が進み、ざっくりとリウマチと呼んでいた病気の中から、特定の原因や特徴ある症状を持つ病気が次々と一つの病気としてとらえられるようになり、現在では100以上の病気の集まりをリウマチ性疾患と呼ぶようになっています。例えば、関節リウマチは免疫異常をきっかけに発症するリウマチ性疾患の中の代表的な病気の一つですが、同じく自分の身体に対する免疫反応(自己免疫)で発症する膠原病と呼ばれる疾患群も含まれます。一方で、必ずしも自己免疫が関係しない骨粗鬆症や痛風などもリウマチ性疾患には含まれるので、リウマチ性疾患とは極めて広い疾患概念ということになります。

 

調査・研究事業

なぜ関節リウマチや膠原病になってしまうのか、原因は何なのか、さらに先をいく画期的な治療はあるのか、 そのこたえをみつけるためには、病因、診断・治療、予防、疫学等の調査、研究が不可欠です。

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普及啓発事業

リウマチ性疾患の治療は、専門の医師やメディカルスタッフとともに目標をたて、その目標に向かって治療を続けていくことが重要です。そのために、まずリウマチ性疾患について正しく知ることが必要です。

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教育研修事業

リウマチ性疾患におけるチーム医療の推進や、患者さんが地域格差なく治療を受けられるような社会を目指すには、医師及び看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士等専門的なメディカルスタッフの養成が欠かせません。

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リウマチ専門職制度事業

リウマチ性疾患におけるチーム医療の推進のため、リウマチ財団登録医、リウマチケア看護師、リウマチ財団登録薬剤師、リウマチ財団登録理学・作業療法士事業を発足し、職種間連携を進めています。

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その他